猫好きさん必見!「猫の記念日」カレンダー

猫好きさん必見!猫を祝う「猫の記念日」カレンダー

猫の日は2月22日だけじゃない!一年を通して、世界中で猫を祝う様々な記念日があります。この記事では、猫好きさんがさらに猫への愛情を深めることができる、ユニークで楽しい記念日を月別に紹介しています。各記念日の由来や関連情報もまとめているので、ぜひチェックして、愛猫ともっと特別な時間を過ごしましょう。

1月

1月2日:Happy Mew Year for Cats Day

アメリカのWellcat Holidaysという団体にて、新年の始まりを愛猫と一緒に祝う記念日として、年始の1月2日に「Happy Mew Year for Cats Day」( ”Mew(ミュー)” は猫の鳴き声の ”Meow(ミャオ) ” をもじって命名)が制定されました。新しい猫用のおもちゃをプレゼントしたり、日本ではお正月ですし少し贅沢な猫のごはんを用意したりして、新年の喜びを猫と一緒に分かち合いましょう。猫との絆を深め、幸多き一年を祈る特別な日にしてみてはいかがでしょう。この時期、猫と一緒にこたつで”ぬくぬく”と過ごすのも良いですね。

1月14日:ペットをドレスアップする日(アメリカ)

1月14日は、2009年よりアメリカにて設定された「ペットをドレスアップする日 (National Dress Up Your Pet Day) 」という記念日になっています。ペットのファッションを楽しみながら、ペットと飼い主の絆を深めることを目的としています。ペットの快適さと安全を最優先として、おしゃれな帽子、スカーフ、アクセサリやコスプレ衣装などを着せて写真を記念に撮ってもいいかもしれません。この時期になるとアメリカではSNSにペットのドレスアップ写真がたくさん投稿されています。

1月22日:猫の質問に答える日(アメリカ)

1月22日は「猫の質問に答える日 (Answer Your Cat’s Questions Day) 」としてアメリカの団体「Wellcat Holidays」により制定されています。飼い主がもし猫と話せたら、どんな質問をするのかな?を考え、猫の気持ちに寄り添い、より良い関係を築くことを目的としています。猫にたくさん話しかけて(猫語で「にゃ〜」でもOK!)猫の気持ちをもっともっと理解し、楽しくコミュニケーションを取るきっかけにしてみてはいかがでしょう。

2月

2月17日:猫の日(イタリア)

イタリアでは、2月17日が「猫の日(Giornata Nazionale del Gatto)」として記念日になっています。1990年にイタリアの猫専門誌「Tuttogatto」の読者投票によって決定されました。もともとイタリアでは「17」という数字は不吉とされる迷信もありますが、猫は「9つの命を持つ」と言われるラッキーな動物でもあるため、17日を猫のための幸運な日にしようという意味が込められています。同じくポーランドでもこの2月17日が猫の日とされています。

2月22日:猫の日(日本)

2月22日は、”にゃんにゃんにゃん” の語呂ですっかり有名になった、日本における「猫の日」です。1987年に猫の日実行委員会と日本ペットフード協会により、猫好き文化を広め猫と人間のより良い共生を目指して作られました。愛猫への感謝を表し、猫の幸福を願う日とされています。この日は、全国各地で猫に関する様々なイベントが開催され、猫好きさんにとってはたまらない一日となります。猫グッズの販売イベントはもちろん、猫の譲渡会や猫に関する講演会なども行われます。SNS上では、「#猫の日」のハッシュタグを使って、愛猫の写真を投稿したり、猫に関する情報を共有する人がたくさんいます。日本の猫好きさんにとって特別な一日!愛猫と一緒に楽しく過ごしたり、猫のためのイベントや活動に参加しして、猫たちの幸せを願う特別な一日としましょう。

2月 第4火曜日:世界ペット去勢・避妊の日

「世界ペット去勢・避妊の日(World Spay Day)」は、ペットの過剰繁殖を防ぎ、動物の福祉を向上させることを目的とした国際的な記念日です。毎年2月の最終火曜日に設定されていて、2026年は2月24日(火)、2027年は2月23日(火)になります。獣医師や動物福祉団体が去勢・避妊のメリットについて情報発信したり、SNSやメディアによる啓発活動が行われ、ペットの去勢・避妊手術の重要性を広め、動物福祉の向上を目指しています。日本でも地域猫の在り方などを考える機会としていきたいものです。

3月

3月1日:猫の日(ロシア)

ロシアでは、3月1日が「猫の日」として祝われています。この記念日は、猫への愛を表現し、猫の大切さを改めて考える日となっています。ロシアでは猫は「ネズミを退治する守り神」として崇拝する文化があり、「幸運をもたらす動物」として昔から家や農場でも大切にされてきました。3月1日は冬が終わり春の訪れを感じられる日であり、「猫が日向ぼっこを始める季節」としてこの日が選ばれたとされています。ロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館では、猫がネズミから貴重な美術品を守るための「守護者」として昔から飼われている歴史もあり、ロシアの猫文化を象徴する存在になっています。

3月1日:サビ猫の日(日本)

3月1日は、数字の3と1が「サビ」と読めることから、「サビ猫の日」として日本独自の記念日になっています。サビ猫をもっと多くの人に知ってもらい、その魅力を広めようという記念日です。サビ猫を飼われている人は、ぜひご褒美として美味しいおやつや新しい猫用のおもちゃをプレゼントする特別な日にしてみてはいかがでしょう。

3月22日:さくらねこの日 (日本)

「さくらねこ」とは、不妊手術を受けた印として耳先を桜の花びらの形に少し切り取られた猫を指します。​公益財団法人どうぶつ基金が、TNR活動(捕獲・不妊手術・元の場所へ戻す)を推進し、猫の殺処分を減らすことを目的として制定されました。​この日が選ばれたのは、桜の季節である3月と、猫の鳴き声「にゃんにゃん」に由来する22日を組み合わせたものです。

3月22日:キジ猫の日 (日本)

「キジ猫の日」は、キジトラ猫の名前の由来となった「雉(キジ)」が、1947年3月22日に日本の国鳥として選定されたことにちなみ、毎年3月22日を「キジ猫の日」として、キジトラ猫の魅力を広めることを目的に記念日となりました。 ​キジ猫を飼われている人は、ぜひご褒美として美味しいおやつや新しい猫用のおもちゃをプレゼントする特別な日にしてみてはいかがでしょう。

3月28日:猫をリスペクトする日(アメリカ)

3月28日は、アメリカで「猫をリスペクトする日(Respect Your Cat Day)」として知られています。​この記念日は、猫へ敬意を払い、その存在を称える日とされています。もともとの制定年や制定者の詳細は不明なのですが、この日は愛猫と特別な時間を過ごし、健康チェックやグルーミングを行う機会とされています。

4月

4月4日:猫の日(台湾)

台湾は、猫好きさんが多く世界的にも猫をとても大切にする国(地域)の一つです。猫カフェも世界で一番最初にできたのは台湾なのです。台湾の子供の日にあたる4月4日は「猫の日」としても知られ、台湾全土で猫のイベントやフェアが開催されています。 また台湾には、「猴硐(ホウトン)」という通称「猫村」と呼ばれる観光スポットもあり、猫好きさんの聖地として多くの観光客が訪れています。

4月4日:世界野良動物の日

世界中には、野良犬を超えて膨大な数の野良猫がいると推定されています。4月4日の「世界ノラ動物の日(World Stray Animals Day)は、野良猫や野良犬の福祉に関する意識を高めるために設けられた日です。特に、野良猫の健康や過酷な生活環境、そしてその保護や管理方法(TNR活動など)についての理解を深めることを目的としています。この日は、猫の過剰繁殖を防ぐために、地域での責任ある飼育や、猫の保護活動に参加するよう呼びかける機会として利用されています。

4月6日:シャム猫の日

4月6日は、「シャム猫の日(National Siamese Cat Day)」として知られています。​この記念日は、2014年にアメリカで里親募集を推進するために設定されました。一方日本でも、シャ(4)ム(6)の語呂合わせで同日が記念日となっています。また、同じく語呂合わせになりますが「白(46)猫の日」ということで、白い猫の記念日ともいわれています。シャム猫や白い猫を飼われている人は、ぜひご褒美として美味しいおやつや新しい猫用のおもちゃをプレゼントする特別な日にしてみてはいかがでしょう。

4月11日:ナショナルペットデー(アメリカ)

4月11日は、2006年にアメリカで生まれた「ナショナルペットデー(National Pet Day)」に制定されています。猫を含むペット全般の飼い主がペットに愛や感謝を伝える日です。ペットへの愛や感謝を伝えるとともに、シェルターや保護施設で新しい家族を待つ動物たちの認知度を高めることを目的にしています。ペットと過ごす時間の大切さを再認識し、ペットたちの幸せを願う一日となっています。

6月

6月4日:猫とハグする日(アメリカ)

6月4日は、アメリカでは「猫とハグする日(National Hug Your Cat Day)」として知られています。​この日は、愛猫との絆を深め、感謝の気持ちを伝える特別な日とされています。アメリカの愛猫家にとって大切な記念日になっていて、多くの猫とのハグ写真や動画をSNSに投稿され、他の愛猫家と交流を深める日になっています。

7月

7月10日:子猫の日(アメリカ)

7月10日の「子猫の日(National Kitten Day)」は、アメリカのペット&ファミリーライフスタイルの専門家であり作家のコリーン・ペイジ氏によって創設されました。子猫の愛らしさを称え、子猫を迎えることの重要性や適切なケアの知識を広めようというメッセージがあります。保護施設にいる子猫の現状を周知し、里親になることを推奨する目的もあります。

8月

8月8日:世界猫の日

「世界猫の日(World Cat Day)」は、2002年に国際動物福祉基金(IFAW)によって制定された、世界的な猫の記念日です。この日は、猫の福祉について考え、保護猫活動への支援を呼びかける日として、世界中で様々なイベントやキャンペーンが開催されています。記念日が近づくとSNS上では、#WorldCatDayのハッシュタグを使って、愛猫の写真を投稿したり、猫に関するメッセージが共有されています。また、猫の保護活動についても学び、恵まれない猫たちに自分ができることを考えてみる良い機会にもなるでしょう。猫への愛情を世界中で分かち合う特別な記念日です。

8月17日:黒猫感謝の日(アメリカ)

「黒猫感謝の日(Black Cat Appreciation Day)」は、古くから黒猫は不吉な存在として扱われることがありましたが、不当な偏見をなくし、その魅力を再認識することを目的として制定されました。きっかけは、愛猫家だったアメリカ人男性がかわいがっていた黒猫が旅立った数ヶ月後に、追いかけるようにこの世を去ってしまったという悲しい出来事があり、そのご家族が故人の命日(8月17日)を大好きだった黒猫の記念日にしようとFacebookに呼びかけたのが始まりとされています。黒猫は賢く、人懐っこい性格であることが多いと言われています。「黒猫感謝の日」には、黒猫を飼っている人はもちろん、そうでない人も黒猫について学び理解を深めるようにしてみましょう。

9月

9月1日:茶トラ猫感謝の日(アメリカ)

アメリカでは、9月1日は「茶トラ猫感謝の日(Ginger Cat Appreciation Day)」として知られています。​この記念日は、アメリカのソフトウェア開発者であるクリス・ロイ氏によって制定されました。1997年、クリス・ロイ氏は「ドゥーバート(Doobert)」と名付けた茶トラの猫を保護し、その後17年間共に過ごしました。​2014年にドゥーバートが亡くなった後、彼の思い出を称えるために、9月1日を「茶トラ猫感謝の日」と定めました。茶トラ猫はその毛色から、英語圏では「ジンジャーキャット(Ginger Cat)」とも呼ばれています。 ​

9月29日:招き猫の日(日本)

1995年に「日本招猫倶楽部」によって、毎年9月29日を「招き猫の日」と制定されました。日付の由来は、「9(来る)」「29(福)」という語呂合わせから、「福を招く日」として選定されました。海外でも大人気の招き猫ですが、招き猫文化や魅力の普及や縁起物としての再認識を目的に制定されています。この日を中心に各地で招き猫に関わるイベントも多く行われていますが、毎年、愛知県瀬戸市や三重県伊勢市で行われる「来る福招き猫まつり」が有名です。

10月

10月4日:世界動物の日

「世界動物の日(World Animal Day)」は、動物全体の権利と福祉を啓発することを目的として制定された国際的な記念日です。その歴史は古く、1931年(イタリア・フィレンツェ)の国際動物保護会議で提案され制定されました。日本でも動物愛護週間と連携し、動物愛護団体などが各種イベントを実施しています。猫を含むすべての動物への感謝を込めて、ペットの健康管理についても今一度見直しをしてみましょう。猫が健康で幸せな時間を長く一緒に過ごすことができまることが、飼い主にとっても一番の幸せですね。

10月13日:ペット健康診断の日(日本)

日本では、大切なペットの健康を守るために、定期的な健康診断を推奨する日として10月13日を「ペット健康診断の日」として制定されています。日付の由来ですが「獣(10)医(1)さん(3)」という語呂合わせになることからこの日が選ばれたとのことです。猫は、体調が悪くてもなかなか表に出さない動物なので、飼い主が気づかないうちに病気が進行していることもあります。定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見・早期治療につなげることができます。飼い主がペットの健康状態に目を向け、定期的な健康診断の重要性を再認識する日になっています。

10月27日:黒猫の日(イギリス)

「黒猫の日(National Black Cat Day)」は、イギリス発祥の黒猫の記念日で、黒猫の魅力を再認識し、迷信による偏見をなくし、より多くの黒猫が温かい家庭に迎えられることを目的とした記念日です。イギリスでは昔から「黒猫は幸運をもたらす」と考えられていますが、一方で里親として引き取り手が少ないという課題も抱えています。黒猫の保護と里親探しを促進することも目的とされています。

10月29日:猫の日(アメリカ)

保護猫の里親探しと動物愛護を目的として、アメリカでは、10月29日を「猫の日(National Cat Day)」として制定されています。動物保護団体ASPCAによるとアメリカでは年間約370万匹もの猫が保護施設やシェルターに収容されていると言われています。この記念日により、私たち日本人も愛猫との絆を深める日であることはもちろん、保護猫の里親探しを促進したり、動物保護団体への寄付や支援も今一度考えてみる機会にしたいものです。

11月

11月17日:黒猫の日(イタリア)

イタリアの「黒猫の日(Giornata Nazionale del Gatto Nero)」は、毎年11月17日に黒猫への迷信や差別をなくし、保護を促進するために制定されました。黒猫は歴史的に魔女と結び付けられ、不吉と見なされてきました。「17」が不吉な数字とされるイタリアの文化にちなんでそれを払拭する願いも込めてこの日付が選ばれました。イタリアは猫好きの国としても知られ、猫は大切に守られ、文化や日常生活にも深く根付いています。この日には黒猫の魅力を伝えるイベントなども開かれ動物愛護の意識を高める活動が行われています。

11月22日:ペットたちに感謝する日(日本)

日本では、11月22日は「ペットたちに感謝する日(THANKS PETS DAY)」という記念日になっています。そのタイトル通り、ペットへの感謝と共生を考える日なのです。犬の鳴き声「ワンワン(11)」と猫の鳴き声「ニャーニャー(22)」の語呂合わせから、この11月22日が選ばれました。この記念日を通じて、ペットたちへの感謝の気持ちを再認識し、動物との共生や自然環境の保護について改めて考える機会にしたいですね。

まとめ: 猫との毎日をもっと楽しく

一年を通して猫を祝う記念日はたくさんあります。これらの日をきっかけに、愛猫との絆を深め、より豊かな毎日を送りましょう。猫との生活は、私たちに癒しと喜びを与えてくれます。日々の感謝を込めて、猫との時間を大切に過ごしましょう。特別なプレゼントを贈ったり、一緒にお出かけしたり、ただ寄り添って過ごしたりするだけでも、猫は喜んでくれるはずです。特別な日のためにプレゼントを見つけるのもおすすめです。猫がお気に入りのグッズを見つけて、喜んでくれる姿を見るのは、飼い主にとって至福の瞬間です。また、猫の健康管理にも気を配り、定期的な健康診断を受けるようにしましょう。猫が健康で長生きしてくれることが、私たちの一番の願いです。猫との毎日を、愛情と感謝の気持ちで満たしましょう。そうすることで、猫も私たちも、より幸せな生活を送ることができます。猫との出会いに感謝し、共に過ごす時間を大切にしていきましょう。

ねこわーるどプロジェクト運営事務局

2010年より猫をテーマとしたプロジェクト運営やコンテンツ発信を行っています。このサイトでは各主催者からの情報をもとに最新の猫のイベント・スケジュール情報をお届けしています。これからも猫好きさんの役に立てるコンテンツづくりを目指していきます。

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