ねこワールド.com > あなたの知らない猫の世界 5

前足を使う

家で飼われているネコが、映像等で、前足を使って戸をあけたりするのを、見たことがあると思いますが、外ネコも器用に前足を使う姿を、良く見かけます。
弁当箱に入れたカリカリが、残り少なく端の方にあると、ほとんどの外ネコは、前足を使って手前に引きよせて食べます。
誰にも教えてもらってない、と思われる子猫も、同じようにします。紐で遊んでいると、爪ではなく前足の肉球でつかみ、引っ張る事もあります。
家の中で遊んでいるキキ、ミントは、紙ボールで遊ぶのが好きで、人がドリブルするように、前足で交互に紙ボールを走りながら蹴って遊びます。
他のネコでは、あまり見かけた事が無いのですが、キタナは、バケツや茶碗に入っている水を飲む時、人がすくって飲むように、前足を水面に付け足の裏に付いた水を、口元に持ってきて舐めて飲んだりします。
たまに、直接口を水面にもって行き、舐めたりしていますが、首を屈めて飲むのが好きでないのか、直接口を着けると、たまに鼻に水が入って咽たりするのが嫌で、手で飲む事が多いのかもしれません。
爪を出して獲物を狙ったり、物を握って捕まえたり、爪を引っ込め柔らかい足裏で人の顔を優しくなでたり、ネコは器用に前足を使います。
最近、虎太朗が、キタナのまねをして、前足で水をすくって飲み、しかし口を直接つけた方が良いのか、時々交互に面白がって水を飲んでいます。子ネコは、人の子供と同じなのか、直ぐに大人のまねをするところがあるようです。

自分の名前を理解する

餌場に来るネコ全部に名前を付けて、来ると必ず名前を呼んでいますが、無視するのか理解しないのか、ほとんどのネコは、反応を示してくれません。やはり、犬のように名前を呼ぶと反応してくれる、可愛らしさがあればと思っていました。
しかし、家の中に居るキキは、名前を呼ばれる機会が多いからか、名前を呼ぶと必ず反応を示します。
キキとミントが並んで座っている時、「キキ!」と呼ぶと振り向き、振り向かない時は、尻尾を振って反応します。
「ミント!」と呼んでもキキは尻尾も振らず、又直ぐに「キキ」と呼ぶと尻尾を振ります。いつも名前を呼ばれていると、ネコも自分が呼ばれた事を理解しているのだと思いました。
しかしミントは、呼んでもキキの様な反応をしてくれませんが、キキの名前ばかり呼んでいると、ミントはふてくされる様な態度になり、その時、ミントの名前を呼ぶと、機嫌が直り愛想が良くなります。
内ネコのマルも、外に居ても名前を呼ばれる回数が多く、機嫌が良いと鳴いて振り向きます。外に居るネコは、常に耳をそばだてているので、名前に反応するのか、声の音に反応するのか、判別し難いですが、キキの様に反応するネコもいるので、今後もそれぞれの名前を呼んで、反応するネコを探してみます。

外ネコは警戒心が強く人に慣れない

ペットショップにいる血統証付きのネコは、人に対し警戒心がほとんどありませんが、外ネコの多くは臆病で警戒心が強く、人に近づいて来ない野生の動物です。
犬も猫もその多くは、人に飼われ生活しているので、外ネコが野性動物であると、あまり感じないかもしれませんが、外ネコの生活を見るにつれて、カラスと同じでゴミ箱をあさったり、昆虫や鳥等外にいる生き物を食べて生活しています。
下町に住んでいる外ネコは、多くの人たちから餌を貰い、内ネコ化しているのも見かけますが、知らない人が近づいたりすると、逃げたりします。
我が家の餌場に来る外ネコも、最初餌を与えようとしても、人がその場に居ると隠れてしまい、なかなか近づいて食べようとしません。何度も餌を与えている内に、一匹が慣れると、他のネコも安心するのか、人が居ても食べるようになりました。
しかし、いつも餌を与える人以外の人が近づいたりすると、直ぐに隠れてしまいます。
内ネコのマルは、いつも来る新聞屋さんに対して無害と知り、逃げたりしないのですが、道路の近くで休んでいる時、人が近づいてくると車の下に隠れてしまいます。
ネコは、道を歩くときも、道路の端や壁に沿って歩き、あまり道路の真ん中を歩きません。親と離れて他のネコの後に付いて、この餌場に来た生後一カ月位の虎太朗も、いつの間にか道路の端を歩くようになりました。
最近、ゴミ箱の管理が厳しくなり、ゴミをあさる事が難しく、餌の確保が大変になっています。
以前は、ゴミ箱あさりで十分に餌を確保していた外ネコが、人の出入りで近づき難い我が家の餌場に、内ネコの餌を狙って来るようになりました。
臆病で警戒心の強い外ネコは、なるべく人の居る所を避けて行動しているのですが、餌の確保のため人に近づいてきます。最初、多くの外ネコは餌を置いても隠れてしまう事があります。許されるなら、そのまま置いて置き、人が居無くなれば現れて来て食べていきます。

 
          


 

 あなたの知らない猫の世界 著書紹介

 ◆著者プロフィール
宮崎壮一
(みやざきそういち)
昭和28年福島県生まれ。東京農工大卒。
獣医の父を持ち子供時代よりさまざまな動物と触れ
あいながら育つ。現在は会社経営の傍ら、自宅近隣の外猫への支援を行っている。ねこ研究家。


あなたの知らない猫の世界


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◆目次
 ・まえがき
 ・廃墟となった独身寮
 ・ニャン太郎との出会い
 ・古タイヤで生まれた4匹の子猫
 ・外ねこ、内ねこ、家ねこ
 ・化け猫とか執念深いと言われる
 ・猫は離乳した子猫に餌を与える?
 ・ネコは時間に正確
 ・雨の日の行動
 ・ネコは目、耳、鼻、何が良い
 ・ネコはきれい好き
 ・仲間意識
 ・味方を判別
 ・前足を使う
 ・自分の名前を理解する
 ・外ネコは警戒心が強く人に慣れない
 ・しっぽを振る
 ・喧嘩は好まない
 ・オスの縄張り、メスの縄張り
 ・親と子の関係
 ・虎ネコは性格が強い
 ・ネコも円形脱毛症になる
 ・お土産を持ってくる
 ・外ネコは野生の生き物
 ・歳を取ると群れから離れて行く
 ・ネコもおなら?
 ・キキの一日
 ・のんびり屋ミントの一日
 ・マルの一日
 ・新参者の虎太郎
 ・その後・・・

 
             

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