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ネコはきれい好き

用を足すとき猫と犬の決定的な違いとして、犬は後ろ足と前足で、土を掻いて穴を掘ったり土をかけたりしますが、終わった後土をかけるのは主に後ろ足でするため、上手に土をかぶせられません。
しかしネコは、前足で穴を掘りそこで用を足した後、目で見ながら前足で土をかぶせ、きれいに処理します。
私の周りに居る全ての内ネコ外ネコは、用を足した後何もなかったかのようにきれいに前足で埋めてしまいます。
家ネコのキキ、ミントも、ネコ砂で必ず用を足します。時折、ネコ砂のある場所へ鳴いて人を呼び、おしっこでもするかと思い見ていると、ネコ砂のところで人の顔を見上げ、砂を掻いたり歩いたり、しかし、なかなか用を足そうとしません。
よく見ると砂に埋もれた黒い物が、多数存在していたりします。きれいにそれらを片づけると、待ってました、とばかりに、キキは穴を掘りだし用を足し、満足そうに立ち去って行きます。
おとなしいミントも、もじもじしながら同じようにネコ砂をきれいにしてもらうのを、待つ事があります。以前この事に気づかず何度かネコトイレの外にウンチがはみ出ていたりするのを見かけたのは、今思うとネコ砂の中が汚れていて嫌がって外にしたのだと理解しました。
人から見たら、きれい好きと見えるネコの行動も、本来ネコは狩りをするハンターなので、獲物に察知されないようにするため、自分の足跡を消しているのかもしれません。

仲間意識

ネコは自分が、今やりたい事とか、興味がある事にしか行動を示しません。餌を与えて、何か芸を習わせようとしても、餌は食べたい時しか食べないし、芸は当然ネコには興味が無いので、こちらが思った通りの動作をなかなか取ってくれません。我関せずの態度をとります。
その様なネコ達に、仲間はいるのか注意深く見てみました。餌場に来るネコ、別の餌場のネコを見ていると、仲間的な行動をとるのは、主に親子関係か、兄弟関係でしか見る事が出来ませんでした。
しかし、仲間と言っても常に一緒にいるわけでなく、一緒に遊んだり、餌を食べる時喧嘩しない、寒い時固まって寝る位で、普段はばらばらな行動をとっています。
ネコのオス同士は、当然仲は良くなく、この餌場に来るオス3匹全ての組み合わせで、仲が良くありません。最近強そうなオスのワルが近くに来てから、ボスとミントパパは、いつも来ていたこの餌場に姿を現さなくなりました。
しかし、マルを入れて4匹のメスネコは、オスネコの争いに関係なく、餌を食べに来ています。
キタナとデビは親子関係なのでお互い仲は良いですが、他は皆あまり仲好くはありません。最初の頃ほどのいがみ合いは無くなって、お互い無視する様な関係になっても、今のところ仲良くなる気配はありません。
一時期キタナが、マルを怖がるデビのために、この餌場からマルを追い出そうとする行動を取ったように、親子関係では多少仲間意識があるようです。
しかし、基本的にネコは、仲間意識はあまりないようで、単に親子や兄弟の関係で、仲が悪くないだけみたいに感じます。マルとチビは6カ月違いの兄弟、一緒に居る頃仲は良かったのですが、最近来た子猫の虎太朗の面倒を、マルが親のように看るようになってから、マルはチビに対して以前ほど、仲のいい態度を取らなくなりました。
やはりネコは、自己中心的に動き、その時の状況によって相手のネコに対する態度が、変わるのだと思います。ネコ同士仲の良し悪しはありますが、仲間意識はそれほど持ってなく、自分が思った通りの行動が基本なのです。

味方を判別

これは、後で述べる縄張りに関係するかもしれません。マルは気が弱く、外ネコが餌場に集まって来ると、自分は食べるのを止め、その場から隠れてしまいます。
たまに、嫌いなネコが食べ終わって帰り際、マルが隠れている所に、たまたま帰り際近づいて来てマルに気付き、両者唸り声をあげにらみ合いをしている時、私が急いでその場に行き、喧嘩を止めようと手を上げると、そのネコは直ぐに去って行きますが、マルは当然のごとくその場にじっとしていて、そのネコが去ったのを確認してから、自分の餌箱の方へ移動して行きます。
最近、食べたい時位しか帰ってこないチビも、あまり見かけない外ネコのオスが餌場に近寄って来て、そのオスが弱そうと思うと、走ってそのネコの前に立ちはだかり、唸り声をあげにらみ合いします。
同じように、その場に入って喧嘩を止めさせようとすると、そのネコは逃げ出し、チビはその場に動かず当然のごとく勝ち誇って、その後ゆっくりと自分の餌の方へ向かいます。
普段のチビは、私が近づいて行くと、たまに逃げたりしますが、争い事がある時、私を味方だと分かり逃げません。
子猫の虎太朗は、食べ終わった外ネコを、私が早く帰そうと追いやると、一緒になって尻尾を立て背中を丸めて追いかけて行き、又直ぐに自分の場所に戻ってきます。常にこの場所に居る身近な虎太朗だから、私が味方であると分かっているのでしょうが、この場所から出て行ったチビも、覚えていて私が味方であることを忘れないでいます。

 
          


 

 あなたの知らない猫の世界 著書紹介

 ◆著者プロフィール
宮崎壮一
(みやざきそういち)
昭和28年福島県生まれ。東京農工大卒。
獣医の父を持ち子供時代よりさまざまな動物と触れ
あいながら育つ。現在は会社経営の傍ら、自宅近隣の外猫への支援を行っている。ねこ研究家。


あなたの知らない猫の世界


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◆目次
 ・まえがき
 ・廃墟となった独身寮
 ・ニャン太郎との出会い
 ・古タイヤで生まれた4匹の子猫
 ・外ねこ、内ねこ、家ねこ
 ・化け猫とか執念深いと言われる
 ・猫は離乳した子猫に餌を与える?
 ・ネコは時間に正確
 ・雨の日の行動
 ・ネコは目、耳、鼻、何が良い
 ・ネコはきれい好き
 ・仲間意識
 ・味方を判別
 ・前足を使う
 ・自分の名前を理解する
 ・外ネコは警戒心が強く人に慣れない
 ・しっぽを振る
 ・喧嘩は好まない
 ・オスの縄張り、メスの縄張り
 ・親と子の関係
 ・虎ネコは性格が強い
 ・ネコも円形脱毛症になる
 ・お土産を持ってくる
 ・外ネコは野生の生き物
 ・歳を取ると群れから離れて行く
 ・ネコもおなら?
 ・キキの一日
 ・のんびり屋ミントの一日
 ・マルの一日
 ・新参者の虎太郎
 ・その後・・・

 
             

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